T.療育内容


心や体に発達の遅れが心配される子ども達に早期に療育を行い、
その中で子どもたちの情緒の安定、身辺の自立、運動発達、生活習慣の確立、集団参加の意欲を促し、
将来社会の一員として自立していくことができるように支援しています。

 また他機関との連携を取りながら、早期発見、療育、機能訓練をすすめ、地域の療育センター的役割を果たしています。





1. プレイセラピィ
 自由遊びを通して、大人と子どもとの間に信頼関係をつくり、その遊びの中に現れてくる
子どもの心の動きを理解するように努め、その気持ちを尊重しながら、集団の中で豊かな
社会性、言語などを伸ばし、将来、自立できるよう支援をする治療教育を行っています。


          


2. 生活訓練
 衣服の着脱や食事、排泄など生活習慣の自立への指導、安全や衛生、健康への指導
を行っています。


             


3. 家族支援
 発達に遅れのあるお子さんを適切に養育していただくためには、家族の理解が大切
です。当園では、保護者への支援を重視し、各行事、研修会などに参加していただき、
交流と学習を深めてもらうなどの支援サービスを提供します。 
               
          
大学教授を招いての講演会  
 
   
 
  卒園生の保護者による講演会


4. ポーテージ乳幼児教育プログラム
 子どもの発達の遅れをなるべく早く発見し、母親の手で早期に療育していくための
プログラムです。子どもの発達を「乳児期の発達」「社会性」「言語」「身辺自立」「認知」
「運動」の6つの領域にわけてあるチェックリストに基づいて担当と一緒に行動目標を
チェックし、一人ひとりの発達に応じたアプローチをする個別プログラムであり、親が指導の
中心的役割を担い、目標を達成していくように家庭で指導できる方法を親に伝える”親が
中心となる”指導法です。詳しくは日本ポーテージ協会のHPをご覧ください。


        


5. 交流保育
『障害のある子もない子も共に育つ』という考えのもとに隣接の保育園児と園庭や
プレイルームで遊んだり、色々な行事・保育活動などを行っています。




6. 機能訓練
一人一人の目的に応じて、専門職による様々な訓練を行っています。

・PT(理学療法)              ・ST(言語療法)
 基本的な運動発達の促進など         コミュニケーション手段の獲得
                      対人関係、言語発達の促進など

                          

・OT(作業療法)
 日常生活動作の獲得
 感覚統合訓練など