保護者等からの事業所評価の集計結果(公表)

公表:平成301031

事業所名  富山市恵光学園(児童発達支援センター)

保護者等数(児童数) 43人      回収数割合 93%

 

 

 

 

 

チェック項目

はい

どちらとも
いえない

いいえ

わから
ない

ご意見

ご意見を踏まえた対応

環境・体制整備

子どもの活動スペースが十分に確保されているか

35

4

1

 

・好きに動けていると思う。
・教室やプレイルームなどいろいろある。
・放デイの建設により、園庭の使用ができない日が制限されてしまって、とても不満。
・合同で遊ぶと少し狭く感じる。一クラスであれば確保できていると思う。
・教室は子どもたちが集中できる適度な大きさだと思う。園庭は広く、親として嬉しい。
・スキー山などがなくなって、かわいそう。
・プレイルームは広く、遊具もあり満足。
・各教室がもう少し広ければ良い。
・プレイルームが広く、思いきり遊べていると思う。

指導室における、子ども1人あたりの床面積は、2.47平米が目安と規定されており、現在はそれが確保が出来ている状態です。活動の内容に沿って、今あるスペースの工夫を考えたいと思います。

職員の配置数や専門性は適切であるか

36

3

 

1

・とても手厚く見てもらっている。 
・常勤で言語聴覚士がいると尚良い。
・子ども3人につき1人先生がついていて見てくれている。
・子どもの個々に合った対応がなされている。
・専門性は各職員、どのレベルかわからない(こちらから見ている限り)
・私は満足している。
・経験年数、どのような資格を持っている先生かわからない。
・子ども3人に対し、先生が1人というのは手厚い。先生方も研修会に参加され専門的なことを学ばれている。
・保育士1年目の方もいるが、勉強は頑張っていると思う。

職員配置は、子ども4人に対し職員1人という定められた最低基準を満たしています。専門性については、各種研修を通して学びを深め、適切な療育に努めております。

生活空間は、本人にわかりやすい構造化された環境になっているか。また、障害の特性に応じ、事業所の設備等は、バリアフリー化や情報伝達等への配慮が適切になされているか

40

 

 

 

・子どもの活動するところはシンプルになっていてわかりやすいと思う。
・車椅子でも不自由なく過ごせる空間作りがされている。わかりやすい構造のため、子どもも慣れている。
・写真や絵カード等でわかりやすくされている。
・玄関にはスロープもあり、室内もほとんど段差がないため、躓きにくく大変良い。一人ひとりのマークがあり、机・椅子・タオルをかけるところなどわかりやすく示してある。
・目で見てわかるようにどこでも絵カードで説明されている。机や椅子にもマークが書いてあるのでわかりやすい。
・娘は生き生きと学園で生活しているように思う。

 

生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境となっているか。また、子ども達の活動に合わせた空間となっているか

35

3

1

1

・清潔だと思う。
・毎日きれいに清掃されている。
・子どもたちが帰った後に毎日掃除をしている。ボールや人形などもアルコールで拭いたりして清潔である。
・夏場のプレイルームは寒い。逆に冬は乾燥している。
・子どもの使うトイレや椅子などの老朽化が少し気になる。
・教室、プレイルームともに丁度良い広さ。

29年度は、小プレイルームとうさぎ組の床を修繕しました。30年度は他クラスの床も修繕対象となっておりますので、着工が決まり次第皆様にお伝えしてしていきます。

適切な支援の提供

子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、児童発達支援計画が作成されているか

39

 

 

1

・話を聞いてくれて、それが反映されていると思う。
・日々の生活の様子をしっかり把握しており、納得のいく計画がいつも作成されている。
・本人が困っていること、保護者が困っていることを聞き、作成してくれている。
・保護者の話をしっかりと聞き、子どもの姿と合わせて計画を立てていると思う。

 

児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援(本人支援及び移行支援)」「家族支援」「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されているか

36

1

 

3

・ガイドラインの内容がしっかり把握できていないため、判断しかねる。
・子どもたちの気持ちを理解して、一人ひとりに合った支援の仕方をしている。また、主治医や協力機関と連携を図りながら安全な支援環境の向上に努めてくれている。
・子どもの姿や親の気持ちをしっかりとふまえて設定されているように感じる。

ガイドラインは職員間で読み合わせをし、共通理解を図っております。

児童発達支援計画に沿った支援が行われているか

40

 

 

 

・計画のための支援が日々の生活に組み込まれている。
・計画に沿った支援を行ってくれている。

 

活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか

34

3

 

3

・担任との個別の時間(11で)がもっとあると尚良い。
・行事の練習もしつつ、いつもの遊びもしてくれている。
・毎日いろいろな活動をしており、充実していると感じる。
・一人ひとりに合わせた課題に取り組んでおり、プリントなど、やった課題を持ち帰ってくる。
・クッキングや公園へ行ったり、楽しい活動をしている。
・説明がないので、実行されているのかわからない。
・一歩ずつしっかりと歩めるよう工夫されていると思う。
・活動プログラムが事前に分かると嬉しい。

同じ活動の中でも、それぞれのねらいが達成できるよう、個々への関わりも大切にしています。ガイドラインのPDCAサイクルに則り毎月評価シートを作成し、提供する活動・支援内容を見直しております。活動内容の事前のお知らせにつきましては今後の検討事項とさせて頂きます。

保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか

36

1

1

2

・隣の保育園と交流している。
・隣の障害のないこども園と定期的に交流している。
・定期的に桜谷保育園へ行ったり、来てもらったりしている。桜谷小学校の生徒さんも来てくれる。
・交流保育もとても楽しみにしている。
・交流はあったが、回数は少ないと思う。
・桜谷保育園の友だちといろいろな形で交流でき、感謝している。
・保育園のどの組の子どもと交流したか教えてほしい。

以前に比べると隣の保育園との交流は減っています。お互いの園行事の都合や、感染性の病気が流行ると交流を中止し、衛生管理にも十分配慮しています。保育園から逆交流で一クラスの子どもたちが来園して交流しています。

保護者への説明等

運営規程、利用者負担等について丁寧な説明がなされたか

39

 

1

 

・入園説明会で聞いた。
・入園してから親の会の会費などの負担金が大きすぎて困った。年間12,000円は多すぎではないか。
・いつも保護者に対して園から十分な説明がある。
・園長先生が毎年必ずしっかりと説明をし、わからない所や質問などはないか確認してくれる。
・入園前や来年度の説明時に説明があった。

入園説明会時に、冊子を配るとともに、説明を行っています。

児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」のねらい及び支援内容と、これに基づき作成された「児童発達支援計画」を示しながら、支援内容の説明がなされたか

38

1

 

1

・資料が配布され、それに目を通しながら丁寧に説明される。
・しっかりと説明の時間をとってあり、十分に理解できる。

 

保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)が行われているか

28

6

1

5

・月1回アドバイスをもらっている。
・説明会があるが、参加できていないためわからない。
・年2回ほど講演会があるが、必要がないと感じている保護者も多い。しかし、個人的には増やしてほしいと感じた。必要ないと感じている保護者に必要性をどう伝えるかが課題。
・予定表などの支援ツール等を一緒に考えてくれている。
・親の勉強会はもちろんのこと、毎日の連絡帳でも支援してもらっているように感じる。

子どもの年齢も違えば、それぞれ持つ障害や特性も違い、療育に通っている期間も違います。学園で行う講演会では、それぞれのご家庭へ一つでも持ち帰ることのできる学びがあればと思っております。

日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解ができているか

38

2

 

 

・連絡帳でその日の活動の内容を伝えてもらっているため、子どもが楽しんでいる様子がよくわかる。
・連絡帳を使用している。
・日々の連絡帳の記載により、園や家庭での様子を把握している。
・直接迎えに行ったときや連絡帳でのやりとりでできている。
・連絡帳などでよく伝えられている。
・家族と同じように子どもを大切に支援してもらっていると毎日感じている。

この語も連絡帳や個別相談を通して、子どもの発達状況、課題を共有していきたいと思います。

定期的に、保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか

36

3

 

1

・月1回、話を聞いてもらった上でアドバイスを受けている。
・月に1回は担任とじっくり話ができる機会がある。
・いつも困っていることを相談すると「こうしたらどうでしょう」など、すぐ助言をくれる。
・担任と話ができるのは、ポーテージや連絡帳、迎えの23分程。子どもがいると、あまり話が聞けない。他の相談機関を何度か利用した。今後も先生が忙しいと思うと相談しにくい。

面談や相談は常時対応させていただいております。事前にお知らせください。

父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催等により保護者同士の連携が支援されているか

38

2

 

 

・とても勉強になる活動や親同士の交流が図れるような保護者会はとても楽しく参加できている。
・親の会の活動は活発だったと思う。
・活動には何人か先生が引率され、交流の仲介など積極的にされている。
・光の会が毎月1度あり、情報交換などができて良い。
・仕事をしていると負担が大きい。
・「おやじの会」だけでなく「ママの会」も作ってほしい。

役員の皆様にはいつもご協力頂きありがとうございます。有意義な時間を過ごせるよう、職員もサポートさせて頂きます。保護者会でしたいことや困った点があれば、対応させて頂きます。

子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制が整備されているとともに、子どもや保護者に周知・説明され、相談や申入れをした際に迅速かつ適切に対応されているか

35

2

1

2

・バス通園で直接担任に会えないため、時々迅速と思えない時がある。
・要望があるときは、先生に伝えるとすぐに全体で検討してもらえ、納得のいく対応をすぐにしてもらえる。
・申入れについても、すぐに断ったりせずにできる限りできるようにしたりなど、とても配慮してくれる。
・相談は主に連絡帳のみ。相談時間を作ってもらうのは、気を使ってしまう。
・担任の先生はもちろん、園の先生方みなさんが相談に適切に対応してくれる。

直接お迎えの時やお電話・連絡帳など、さまざまな手段で気軽に相談してください。相談内容は、クラス職員間、事業責任者、内容によっては相談支援員とも連携し、適切な対応を心がけています。迅速な対応が出来なかったことに関しては、今後の課題としていきます。

子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮がなされているか

37

2

 

1

・日々の連絡帳や迎えのときに「こんな風にしています」と工夫を伝えられる。
・意思の疎通や情報伝達に配慮がいるのか、わからない。親に気を遣う必要性はないのではないか。
・連絡帳はいつも子どもの一日の様子がわかりやすく、子どもの良い所を必ずひとつ見つけてくれ、心が温まる。

保護者や子どもと信頼関係を作るよう努力しています。

定期的に会報やホームページ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信されているか

35

2

 

3

・自己評価の結果はわからない。
・毎月1回ホームページで園の様子を見ることができる。
・ホームページには毎月の行事の写真が掲載される。
・ホームページの更新は遅いと思う。
・ホームページの活動報告をもう少しタイムリーにしてもらえると嬉しい。

支援評価表の結果につきましては、30年度分は年度内に公表します。

個人情報の取扱いに十分注意されているか

39

 

 

1

・慎重だと思う。
・実際にどんな工夫がされているのかわからない。
・子どもの名前がわからないようにホームページに掲載するなど注意されている。

個人情報に関しては、全ての書類は鍵のかかるロッカーにしまったり、PCではパスワードを使用し、サーバーで管理しています。

非常時等の対応

緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、保護者に周知・説明されているか。また、発生を想定した訓練が実施されているか

36

1

 

3

・お知らせに書いてある。
・訓練を定期的にしており、保護者との情報交換もある。
・入園時に配布された入園のしおりに詳しく記載がある。訓練も実施されている。
・周知、説明はされている。
・緊急時の対応に対して、親の質問にもすぐに答えてもらえ安心している。

今後も継続していきます。

非常災害に発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか

39

 

 

1

・お知らせに書いてある。
・訓練が行われている。
・毎月何らかの訓練がある(バス事故・火災・交通安全・無断外出捜索など)
・園だよりにも定期的に予定が出ている。

毎月ある各種避難訓練では、その都度反省会をしており、次回の訓練内容に活かしております。

満足度

子どもは通所を楽しみにしているか

37

1

1

1

・学園に通うようになって、先生や友だちへの興味が出てきたように感じる。行事や普段の園生活もとても楽しんでいる様子がよくわかる。
・もらう写真を見ると「楽しい」がわかる。
・言葉を話さないし、泣きながら通所するときもあれば、にこにこして行くこともある。
・朝、着替えるのもバスに乗るのも嫌がる。
・恵光学園大好きで毎日笑顔で登園している。
・毎日楽しそうに園へ行く。今日は何をしたか教えてくれる。
・毎日玄関に入ると、自らクラスに入って行く。
・通所前は嫌がるが、朝バスにはスムーズに乗れることが増えた。通園を嫌がってはいない。

子どもにとって学園が安心できる場所であるように、毎日療育に努めております。嫌がることや泣いて訴えることも成長の1つと捉え、長い目で見守って頂けると幸いです。

事業所の支援に満足しているか

38

2

 

 

・先生により支援が変わったりするので、その都度満足度も変わる。
・とても満足している。高等部まで作ってもらいたいくらい。
・できることが増えていることには満足している。療育中や帰りのプレイルームの様子を見ると、先生同士のおしゃべりが目立つ。子どもと関わっている様子は見られない。
・子どもはもちろん、家族の心のケアもしてもらい感謝している。
・たくさんこちらの話を聞いてもらい、それを受け入れてもらえ感謝している。

「どちらともいえない」という回答を今後の課題とし、より満足していただける支援を目指していきたいと思います。